1. ラガーってどんな味?
ラガービールは、一般的に爽快で飲みやすいのが特徴です。
ちなみに、「下面発酵」で作られたビール全てがラガービールと呼ばれるため、ピルスナーやボックもラガービールの一種となります。
ラガーという言葉は、ドイツ語で「貯蔵」を意味します。
2. ラガーの歴史(どこで作られ始めた?)
ラガービールの発祥はドイツを中心とした地域です。
中世ドイツのビールづくりは、腐敗しやすい夏を避け、だいたい9月から翌年3月までに行われていました。
しかし、厳冬期には発酵が泊まることもあり、苦労していたそうです。
15世紀に、ドイツ南部のバイエルンで、低温でも発酵が止まらないビールが見つかりました。
そのビールは既存のビールよりまろやかであり、そこからラガービールが誕生しました。
ラガービールは、発酵後に酵母が沈むことから下面発酵ビールと呼ばれます。
上面発酵ビールに比べ品質が安定しているのに加え、風味が穏やかであったため、他の地域にも広がりました。
3. ビールの作り方
以前では、秋の終わりにビールを仕込み、洞窟や氷室で春まで貯蔵する方法が確立しました。
今では、冷蔵方法が確立しているため、一年中製造することができます。
標準的なラガービールの貯酒機関は、約1か月です。
4. ラガーの仲間
下面発酵採用しているビールは、全てラガーです。
そのため、以下に挙げるスタイルの他にも、様々なタイプのラガービールがあります。
・アメリカンスタイルアンバーラガー
・アンバーラガーウィンナスタイルラガー
・ウィンナスタイルラガー
・ダークラガー
・ピルスナー
・ジャーマンピルスナー
・ボヘミアンピルスナー
・ボック